「ポリファーマシーで年間約８８００億円もムダ使いしている！」

　最近、ポリファーマシー・
多剤併用と呼ばれる必要以上に
多くの薬を処方することが、
今社会問題となっていそうだ！
　そのため年間約８８００億円もの
薬がムダになっている！
　この現状をなんとかするための
打破策とは！



　
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　◎「６０歳以上で3つ以上の医療機関を受診！」

　ポリファーマシー・多剤併用の要因
の一つとして、現在６０歳以上で3つ以上
の医療機関を受診しているのが、約４割
いるそうだ

　そうなると同じような薬を重複して
処方されている可能性が高いようだ

　このように同時にたくさんの薬を
飲むと副作用のリスクでふらつきや
記憶障害などにもつながっていく
ことでかなり危険なことである！


　◎「75歳以上は７種類以上の薬を服用！」」

　さらに75歳以上では、薬の服用が
７種類以上ある人が26％もいるそうだ

　こうなると本人にもこの薬が
ナニに効くのかわからなくなって
しまい、最後は処方されてたが飲まずに
そのままにしているというケースが
多くなるようだ

　そして年間約８８００億円もの
医療費がムダな遣いされている！


　◎「ポリファーマシー対策とは！」

　世の中に使わない薬がこんなにも
溢れているのかという危機感から
厚労省では減薬で診療報酬を上乗せ
する案がでているそうだ

　これは、医療機関と薬局などが
連携して薬の重複投与を防ぐのが
狙いのようである

　さらに民間でもひたちなか市の
地方自治体では「残薬バック」運動を
行っているようだ

　家に飲み残した薬を回収し安全性
を確認できたものはリサイクルする
試みを始めている

　同じように青森県の薬剤師会でも
「残薬バック」を2万4000枚を配布する
と、その結果、薬剤費が2億円以上も
削減できたそうだ

　これが全国的に波及すればおそらく
全体で3300億円の削減の試算もある
らしくいいポリファーマシー対策に
なるのかもしれない！




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タグ：薬