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「なぞの本、亞書は本の姿をした工芸品!」 [ホント?]

 りすの書房から出版されているハードカバーで
480pの「亞書」定価が6万4800円税込が、
代償金目的で詐欺ではないかとニュースになって
いるようである!これは、本の姿をした「工芸品」
として見たほうがスッキリするかもしれない!
出版した社長もコメントで、
「ギリシア文字の美しさを美術的な意味を見せる
ため…」と答えていたようだ!


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 日本では、国立国会図書館への納本は出版社としての
義務とされている
 納本した場合は、小売価格の5割+郵送料を支払う
「代償金」として支払うようになっているらしい

 現在、「亜書」は全巻132巻発行予定されており、
78巻が納品されて42巻分のおよそ136万円分が
代償金として支払い済みされているようだ

 となると、国会図書館のチェック体制が気になる
ところであるが、現在一週間に1万冊が納品されてるようで、
年間にして50万冊納入されていることになる
 これをチェックするには膨大な税金とマンパワーが必要となる

 逆に納品をしないと罰則として小売価格の5倍相当以下
の過料を支払わなければならいようになっているらしい
 これに関しては、実際に支払ったという出版社や個人など
はあまり耳にしたことはないので、とりあえず形式的なこと
なのだろう

 それにしても「亞書」全132巻もつくっても、一冊の原価が
3万円ほどするらしく、一冊売れても6000円程度しかならい
ようである

 果たして、これは販売目的なのかやはり代償金目的なのかは
不明であるが、出版社元の社長は、国会図書館から返金請求が
あれば応じるらしい

 やっていることが、ほとんど昔の王様かお殿様感覚で出版
しているとしか思えないのは、いかがなものであろう!
 現実、一冊も売れていないのようで、今のところはただの
無謀な自費出版にすぎないかもしれない

 ちなみ海外では、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、
アメリカなどでは出版社が代償金などを一切払っておらず
無償となっているようである

 最近では、個人でも財力とやる気さえあれば自費出版が
できる時代になったので、代償金制度自体の見直しもしな
ければ、今回のような騒ぎを利用した悪質な愉快犯が、
現れないとは限らないだろう

 
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タグ:代償金
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