「子供スポーツシューズでアキレスの“瞬速”は一人勝ちのワケ！」

　スポーツシューズと言えばアディダス
やナイキとかプーマなどワールドワイド
な有名メーカーをイメージする！
　そんな中で子供スポーツシューズ部門
では東京新宿区にある「アキレス」が
トップシェアー5割以上で年間600万足もの
売上げがあるようで、まさに一人勝ちらしい！
　なぜ、他のシューズメーカーが「アキレス」
の牙城を崩すことができないのか！
そのカラクリとは！



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　◎「運動会のかけっこ専用に開発されたシューズ！」

　というのもアキレスの「瞬足」は運動会の
かけっこ専用に開発されたシューズだ
そうである

　現在まさに2人に1人がこのシューズを
履いて走っているほど人気なスポーツシューズ
であるらしい

　キッカケは運動会のかけっこというのは、
ほぼ左回りで走るそうで、走るのが早い
子供に限ってコーナーで転んでいた
様子をみて何とかならないかという
ことで開発が始まったそうだ！


　◎「誰も見向きもしていない所に着眼点を見出す！」

　開発にあたり靴底の左足側にグリップを
利かし、左右非対称な靴底をすることで
ラクにコーナリングができるようになり
これで爆発的に売れるようになった

　小学生ぐらいだとさほど身体能力は、
変わらないと思うが、この「瞬速」を
履いて走ったからといって飛び抜けて
走れるものではないだろう

　学校側も機能に頼らない体育教育は、
しないのかと逆に疑問が生じてしまった
ようである！

　しかしながらアキレスは他の大手メーカー
が見向きもしていない所に着眼点を見出した
ことにはエールを送りたい！


　◎「一足の大ヒット商品が波紋を生む！」

　たかが小学生の運動会にオリンピック
並みのハイテクな技術が搭載されている
シューズも、そのうち当たり前のように
なる時代もやってくるのかもしれない

　こういうモノが出てくるのは決して
悪くはないが、最近では学力の格差が
親の収入で決まるとかいわれる世知辛い
世の中になってきているので、瞬足の買える
家庭だけが有利になることだけは避けたい
ものである

　しかしながらこのような思いでアキレスは
作ってはいないと思うが、日常の運動会
のかけっこが、想像以上の大ヒット商品
になるとはやはり想像もつかなかった
だろう！



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タグ：運動会